求められる職員像
人材育成方針
仕事を通して、人生を社会に役立てながら、自らも成長することを法人として支援する
求められる法人職員像
- ①経営理念に共感し、その実践に日々努めている。
- ②分野ごとのプロ意識を持って、常に前向きであり、自己研鑽を行う。
- ③利用者や、地域住民、職員に対して、常に思いやりを持った行動がとれる。
- ④経営理念を遂行するための実践力を有している。
求められる介護職員像
- ①ケア専門職として、ひとり一人の利用者の残された判断能力に働きかけ、その人の望まれる生き方を 選択していただき、そのことを支援することができる。
※すなわち、権利擁護の実践ができる。
- 円滑にコミュニケーションを図ることで、利用者との信頼関係を構築し、利用者の心身・社会環境の状態やニーズを適切に把握できる。
- ケア専門職としての援助過程(介護過程)を理解し、個別ケアの実践ができる。
- ②ケアチームの一員として、適切にチームケアを担うことができる。
- 他の介護職及び他職種、地域住民、家族等と協力して適切なチームケアを行うことができる。
- チーム内における意見交換や、情報交換を通じて、意識と情報の統一ができる。
求められる指導的職員像
- ①「熟練者」としての矜持を持って、最新で高度な専門職業務を率先垂範できる。
- 困難事例や緊急的なニーズへの対応等、より高度な専門的サービスを提供できる。
- 自らの専門的能力を常に更新・向上させるとともに、サービスチームの力量向上について専門的観点から課題設定や業務刷新を果たせる。
- ②スーパーバイザーとして、職員に対する適切な指導・援助ができる。
- 業務の全体像を把握し、チーム運営を通じて業務を運営できる。
- 職員及び実習生への日常的な指導・助言を行うことができる。
求められる計画作成担当者職員像
- ①ソーシャルワークの技術としてのケアマネジメントを適切に実践できる。
- ケアマネジメント過程を理解し、その適切な実践ができる。
- 利用者本位の臨機応変で、きめ細やかなケアマネジメントの実践ができる。
- 地域ケアとしてのインフォーマルな社会資源を念頭に置いたケアマネジメント実践ができる。
- ②コーディネーションやネットワーキングといった視点で、事業所内外でのサービス調整機能を果たすことができる。
- 事業所外の福祉専門職、保健・医療専門職、行政機関や福祉関係団体、地域住民や家族、ボランティア等との連絡・調整や参加促進ができる。
求められる管理者像
- ①職場のマネージャーとして、適切な組織の運営管理ができる。
- 適切な業務管理や人事・財務管理など、組織の維持管理を行える。
- 組織内外の環境の変化に対応した事業計画の策定や、管理システムの刷新をはかるなど、柔軟で的確なリーダーシップがとれる。
- 職場内における職員間の信頼関係の醸成、ひとり一人の職員が自己実現を図ることができ、やりがいを持って働ける職場づくりを担うことができる。
- ②地域福祉の推進役として、地域住民の主体性を尊重した上で、住民と協働で、福祉の視点でのまちづくりが実践できる。
- 自事業所を地域福祉の拠点に位置づけ、幅広いサービス活動を実践できる。
- 事業所外の保健・医療・福祉専門職との連携はもちろんのこと、生活関連資源(教育・雇用・住宅・環境分野など)や、地域の商店・企業・住民との連携を図り、地域ニーズに応え得る活動を協働実践することができる。
求められる組織像
- ①法人理念を念頭に年度ごとの目標設定及び実施が主体的にできる組織。
- ②主体的に組織内の問題・課題解決に取り組める組織。
- ③「縦のつながり」と「横のつながり」の利点を高めてバランスの取れている組織。
「縦のつながり」
⇒上司―部下という垂直ラインの人間関係。
⇒上司―部下の関係により指示・命令が行われる。
トップダウン的要素が強く、組織としての成果を出していくために必要なもの。
「横のつながり」
⇒同僚・仲間という同じレベルの人間関係。
⇒お互いに支え合う同期職員や、同列のチームメンバー。
年齢や経歴の異なる人が含まれていると、より多彩で、それゆえに安定性の高い人間関係となることが多い。
仕事上の悩みを相談する仲間。他法人の職員との交流や研修、職場でのサークル活動がこれに含まれる。